2018年市場動向/2018市場動向概要/市場動向概要1998-2018「ヘルスフードレポート healthfoodreport」Ⓡ山の下出版Ⓒ
月号 2018/01/06
コード 4018
タイトル 2018年市場動向 機能性表示食品市場化の動き続く 個人含む確認事業者数約9000、市場
規模約8000億円
東日本約3800、西日本約2600で合計約6400の法人取扱事業者数、個人事業者含む確認数
は約9100と1割以上減少となっている。昨年下げ止まるとみられていたが、結果としては減少が
続いた。
法人と個人の事業者数が近づき、数年前全体の半数であった個人事業者の減少が目立つ。
利用者の判断基準として、低価格だけではなく、製品提供側に期待を含めた一定の信頼を求
めていることがうかがえる。
各素材製品の選択も絞られる傾向がみられている。総アイテム数、種類、メーカー数の減少
は、インターネットや店頭で継続購入される特定製品の定番化にあらわれている。他の素材と
比較し利用する傾向は少ないようだ。
何を基準に選択利用されるのか。その機能と価格に焦点が当てられてきた健康食品をあらた
めて見直す時期にあるのかもしれない。「薬」ではなく「食品」としての位置づけ、内容を確認す
る必要がある。
今年4年目となる機能性表示食品は市場化の動きが続き、特保ピーク時の約100素材200社
1000アイテムを超える状況となった。だが、サプリメント形状で年間100万個を超えるものは多く
ない。
医薬品効能効果に似た表示で生理機能を打ち出す製品は結果として支持が得られず、従来
からのダイエット分野の動きが中心である。毎日の食生活での利用に目を向けた製品設計に
注目したい。
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