2018年加工動向/2018市場動向概要/市場動向概要1998-2018「ヘルスフードレポート healthfoodreport」Ⓡ山の下出版Ⓒ
月号 2018/01/10
コード 4026
タイトル 2018年加工動向 機能性表示食品届出製造者(製造所/加工所)を事業の柱に 不安定なジェ
ネリック医薬品にも対応
受託製造メーカーとしての市場での位置づけ、意味づけに変化がみられている。製品1箱・1粒
のコストを競っていたこれまでの提案から、依頼販売メーカーと、引き受ける内容を取り決める
業務提案へと移ってきている。
大きな伸びを示す製品はないが、4年目で1000アイテムの規模となっている機能性表示食品
届出製造者(製造所/加工所)として、一定のメーカー数を開拓、確保するという動きで現状を維
持するメーカーもある。
工場施設、機械、人的資源をリース契約していく動きは、医薬品や食品の成熟した市場では
個別に実績が積み重ねられてきている。行政届出、認可など様々な条件を整えた上での提案
である。受け入れ業界、市場を広げたともいえる。
また、海外に自社工場を進出させたメーカーも増え始めた。1000億円売上の半分が海外であ
る大手健康食品ブランド例もある。販売する国の宗教対応が契機になっている場合もあるが、
日本発製品の世界市場対応である。
先行する医薬品市場を参考にした動きではある。生き残るために、将来を見据え計画を立て
活動を進めている。特に日本国内での不安定な様相を示しているジェネリック医薬品市場への
対応ともいえる。
さらに、OTC医薬品、そして健康食品、食品の受託製造の役割をどのように担っていくか。新
しい態勢整備が求められている。その意味で今後、協力、提携といったかたちが各所でみられ
てくる状況となってきた。
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