2019市場動向概要/市場動向概要1998-2019「ヘルスフードレポート healthfoodreport」Ⓡ山の下出版Ⓒ
月号 2019/01/10
コード 4095
タイトル 2019年加工動向
シート・粉末・ゼリーなどサプリメント採用可能形状提案 新タイプ液体ミルク注目
いわゆる医薬品的形状の錠剤、カプセルを採用したサプリメントだけでなく、シート・粉末・ゼリ
ーなど採用可能形状の提案も引き続き行われている。各製品ブランドで採用され、試されてき
ている。
これまでの経過をみていると、機能素材をこれら形状に配合し設計している傾向があることが
判る。消費者からみれば形状は食品でも全体商品印象・イメージはサプリメント、医薬品である。
もともとこれら形状の食品(食材、菓子、調味料等)を販売してきたメーカーが作れば「食品」
に見えるのではないだろうか。毎日、適宜、継続摂取してもらえる製品設計について検討したい。
「医薬品」に見えることが悪いことではない。価格も含めどのように利用してもらいたいのかを
考える必要がある。薬系ルートで医薬品の処方箋袋のような包装の機能性表示食品が並べら
れたが殆ど売れていない。
「医薬品は改善したら服用をやめる」という利用者の認識はすぐには変わらない。「継続して服
用しなければいけない医薬品」があることは認識している。どのように利用してもらいたいかを
形にしたい。
昨年許可され、これから登場してくる新タイプ液体ミルク、配合成分、形状に注目したい。乳幼
児向け商品が先になるが、やがて高齢者向け、また一般向け商品も登場してくるとみられる。
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