2020市場動向概要/市場動向概要1998-2020「ヘルスフードレポート healthfoodreport」Ⓡ山の下出版Ⓒ
月号 2020/01/09
コード 4113
タイトル 2020年原料動向 独自複合・配合素材による製品増加 otc医薬品同様の商品名、ブランド展
開進むか
DHA・EPA等魚油由来素材は、当初血流改善、血中中性脂肪減少医薬品採用素材として
登場後、「頭が良くなる」健康食品として普及、機能性表示食品では認知対応、精神安定対応
等、広がりをみせている。
ひとつの素材の多面的な機能が開発、注目され始めてきている。ビタミンE等種子油由来素
材のように、血流改善、肩こり腰痛他医薬品採用素材が、抗酸化、老化予防対応等健康維持
素材として支持されている。
これら多面的な機能を持つ素材を複合、配合してさらに目的、コンセプトを明確に打ち出す流
れが出てきている。市場の中で、価格的にも、各企業各製品の独自性を保持することが中心目
的である。
そのため、ひとつの素材に人気が集中するというこれまでのブームの登場、機会が少なくなっ
ている。海外からのインバウンド関連でも、人気素材から人気ブランド、製品指名へと、この傾
向が出始めている。
成熟した市場でもあるotc医薬品分野では、何度もこれらの流れ、傾向が繰り返されてきてお
り、同様の商品名、ブランド展開が進むか、見据えながら対応を判断していくことが必要だ。
課題としてあげられるのは、独自性を打ち出すほど説明が長くなり、利用者には特徴が判りに
くくなっていること。化粧品ブランドに組み込み「肌」に焦点を当てるなどの工夫は、参考にしたい。
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