2009市場動向概要/市場動向概要1998-2017「ヘルスフードレポート healthfoodreport」Ⓡ山の下出版Ⓒ
月号 2009/01/05
コード 1668
タイトル Health Food Report ヘルスフード レポート 健康志向食品 市場動向 2009
年
2009年市場動向約2万の取扱い業者数、約1兆円の市場全体規模、前年維持 関節関連で約1,00
0億円市場化、今後の方向示す
2009年流通ルート 通販体感キャンペーンにより幅広い層の継続購入開拓 各ルート共、利用者に
食生活日常摂取を働きかけ
2009年素材生理機能 血圧・血糖値、メタボは食事、メニュー提案、特保等で 美容、抗酸化・老化
、免疫・抗ウィルスを健食が支える
2009年原料動向 原料採用、メーカー、商社が業界内でコスト競う状況から 利用者が求める生
理機能内容、必要量を評価する方向へ
2009年加工動向 継続摂取行動を分析、味、嗜好を検討食品・飲料化 粉、粒、カプセル等、摂取し
やすい医薬品的形状も再検討
月号 2009/01/06
コード 1658
タイトル 2009年市場動向 約2万の取扱い業者数、約1兆円の市場全体規模、前年維持 関節関連で約
1,000億円市場化、今後の方向示す
一昨年全体約2万で下げ止まった取扱い業者数は、昨年、今年と同程度の規模で推移している
模様。事業撤退が約1,500以上確認されているものの、新たに同程度の参入がみられている。
売上をキープしようとする既存ユーザーに売れ筋素材を提案し、
全体売上を維持するという試行錯誤の市場であった。あらためて利用者との対話、関係を確認す
る作業が行われた。 宣伝講習販売、ネットワーク販売の内容の見直しは大きなテーマともなっ
た。
その結果として、全体約1兆円規模で横バイの市場の中、TV通販等を中心に関節関連約2,000
万個・約1,000億円規模の数字が見えている。 当初地方から、ポスティング、新聞折込チラシ、
早朝TVCM等
で、おそらく60歳以上を対象に提案されていたものだ。 現在は全国的に、医薬品ではなく、関
節関連の栄養補給を前向きに継続して行い始めた。「健食」らしい製品、分野が、動機付けされ、
自然発生的に食生活の中に入り込んだといえる。
そして今年からは、これら関節関連製品のリニュアルが予定されており、開発意欲が高まって
いる。 利用者のために、より、継続摂取しやすい製品や、品質・内容の評価できる製品が提案
されることが期待される。
大切なのは信頼が得られる製品づくり、販売態勢、情報提供であり、利用者との関係づくりとな
る。 「美容」と「関節関連」という身近な提案に、「滋養」が加わる展開が想定される。
月号 2009/01/07
コード 1660
タイトル 2009年流通ルート
通販体感キャンペーンにより幅広い層の継続購入開拓 各ルート共、利用者に食生活日常摂取
を働きかけ
試用1週間程度で体感、継続購入するという素朴で健康食品らしい分野が提案されている。従
来からの体感キャンペーンだが、生理機能を実感できる、改善自覚できる方法である。 現在ま
でに、通販だけでなく、店販、訪問販売等も含め幅広いル
ートに広がってきている。見本、サンプルを配布するのではなく、体感するまでの期間分利用者
のために提供する。 素材の生理機能内容を理解し、購入、利用しようというもので、特に新し
いものではないが、着実に広がっている。
より詳しい生理機能情報は、インターネット等で自ら検索、確認していく場面が増えている。
各ルート共、これらの動きに対応し態勢を整え始めた。利用者サイドに立った活動ができるように
するためである。
市場全体では、いわゆる「自家利用」分野の構築で、事業として重視していく傾向がみられる。
より、利用者と近くなる方法を考えていく必要がある。 従来年2回程行っていた利用者キャンペ
ーンの回数を年3、4回以
上に増やし何らかの働きかけを行う傾向がみられる。 生理機能等の情報を伝えるのではなく、
体感、割引など継続利用を提案する内容が多い。 それぞれのルートで利用者の会員化が激し
くなってきているとも
いえそう。約4,000万世帯のうち、どのような年齢層、家族を対象にしていくのか、展開の仕方が
模索されている。 広い意味で、各ルートの垣根が低く、または無くなっていく方向にあるので
はないか。それぞれ確認が必要だ。
月号 2009/01/08
コード 1663
タイトル 2009年素材生理機能 血圧・血糖値、メタボは食事、メニュー提案、特保等で 美容、抗酸化・老化
、免疫・抗ウィルスを健食が支える
単に海外医薬品臨床データ保有素材を日本に翻訳して健康食品として紹介する、というパター
ンに変化がおきている。 海外臨床データを日本でも医薬品分野で認めていくという流れは止
められない。
しかし、生理機能を表示できない健康食品製品では本格展開には限界がある。 血圧・血糖
値、メタボ、脂肪燃焼等は食事、メニュー提案、特保等で改善指導を行い、医薬品で保険治療し
ていく。副作用のある医
薬品に対応する場合は利用者が探しだす。 あらためて各素材の食品用途(原料、酸化防止、
色素、甘味料、増粘剤など)を確認し、食品での可能性を検討することも必要となってくる。
また、医薬品等にはない機能、美容、抗酸化・老化、免疫・抗ウィルスなど、健康食品が支える
分野が考えられる。 裏付けられるデータを持ち、継続摂取により体感性の得られる製品を開発
していく。
様々な自然食品エキス製品(貝、茸、果実、その他)が登場したころのような状況が出始めてい
る。いわゆる総合的な滋養関連エキスが、形態も含め検討されている。 体感性があり、体調
管理に喜ばれる健康食品である。
原料の段階から、利用者も関われるようにした提案も行われている。より身近なものとして、継
続摂取にも結びつく内容である。 肝臓対応機能も社会的な関心が集まることから、長期的に
取組んでいく必要がある。
月号 2009/01/09
コード 1665
タイトル 2009年原料動向 原料採用、メーカー、商社が業界内でコスト競う状況から 利用者が求める生
理機能内容、必要量を評価する方向へ
数年前からのCoQ10、アルファリポ酸等の新抗酸化素材への集中から、ブルーベリー、ルテイ
ン等の眼老化対応素材への集中に移り、美容コラーゲン、一昨年から関節関連素材へと流れが
できている。
主要素材のコラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン、グルコサミンに加えMSM、各種ハーブ
等で構成された製品は、すでにリニュアル開発の段階に入っており、組合せ周辺素材の提案が
活発となっている。
まだ各種原料に余裕があるため、価格帯は幅広いものとなっている。各社自由に設計している
様子がうかがえる。 その製品開発に際し、利用者の立場に立った機能成分量、継続摂取のし
やすさ・量、適正価格が重要となっている。
改善が体感されなければ1回購入で終了してしまう。
「継続利用」がキーワードとなっており、製品設計する際、機能発揮量が適切に入っているよう確
認が必要だ。 年齢層が高いことから、素材の選択、組み合わせだけでなく、摂
り方(嚥下まで)などの情報提供も大切となる。 適切な身体の動かしかたなどライフスタイルの
提案なども考えていきたい。 各社会員化の動きを強めており対応が必要だ。
これらの素材にあわせて滋養関連素材も動く気配をみせており、国内外の素材の調査が必要
だ。 新しい素材については、社会の情報公開の流れを受けた態勢も整えておく必要がある。
月号 2009/01/10
コード 1667
タイトル 2009年加工動向 継続摂取行動を分析、味、嗜好を検討食品・飲料化 粉、粒、カプセル等、摂取し
やすい医薬品的形状も再検討
通常の健康食品の製品形態が広がりをみせている。 より摂取しやすいエキス、コンクドリン
ク等が多く提案されている。継続摂取行動が分析され、味、嗜好まで検討された食品・飲料化が
進められている。
高齢者の嚥下対応目的の素材製品が、健康食品、飲料対応製品として利用され始めている。
いわゆる増粘剤とされている素材のいくつかである。 あらためて医薬品製剤の剤型、内容も
検討したい。
どの部分で吸収させたらいいのか、評価されているものが数多くある。一定の大きさの明らか食
品で摂るか粉、粒、カプセル等、摂取しやすい医薬品的形状で少量で簡易に摂るかも選択されて
いく。 その際、味、嗜好も検討されてくるのかもしれない。
摂取しやすさが求められており、食品、薬品関連企業との連携を図るなど態勢を整えたい。食
品の形態は多種多様で、製造方法も様々。一定の品質のもと提案されることが重要となる。 食
品であればスーパーのどの売場におかれるものなのか。
目的が利用者の継続摂取による体感健康管理であり、どのような製品を提案していけばいい
か、検討が行われる。 受託加工メーカーで医薬品ラインのある企業は現在約2割の伸びを示し
ている。健食専門の企業はこれら態勢を整えたところは踏
みとどまっている。 食品メーカーのラインやノウハウを参考に検討したい。 また、今後、化粧
品メーカーの内容も学んでいかなければいけない状況も考えていきたい。
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