2010市場動向概要/市場動向概要1998-2017「ヘルスフードレポート healthfoodreport」Ⓡ山の下出版Ⓒ
月号 2010/01/05
コード 1723
タイトル Health Food Report ヘルスフード レポート 健康志向食品 市場動向 2010
年
2010年市場動向 取扱い業者数さらに約1万8千にまで絞り込まれる 約1兆円の市場規模、売
れ筋上位体感素材PB展開で拡大方向
2010年流通ルート 新たな通販・訪販融合提案、販売方法新構築、新採用続く 食生活に取り入れ
る、親近感のある素材、製品を開発・検討
2010年素材生理機能 より体感機能の自覚できる素材、組み合わせ探る 医薬品、漢方、化粧
品機能を理解、情報収集する利用者
2010年原料動向 新型インフルエンザ対応状況受け、抗ウイルス素材洗い出し 品質、データ、供
給態勢等上位支持、売れ筋素材を充実化
2010年加工動向 主食関連、調味料採用以外に、一般嗜好食品・飲料への配合模索 機能実感
漢方素材含めた医薬品味、嚥下考慮した形態の提案増
月号 2010/01/06
コード 1713
タイトル 2010年市場動向 取扱い業者数さらに約1万8千にまで絞り込まれる 約1兆円の市場規模、売
れ筋上位体感素材PB展開で拡大方向
ここ数年間、全体約2万で下げ止まったかにみえた取扱業者数は、約3,000事業撤退確認され、
新規参入が約1,000確認されたことを受け、全体約1万8千に絞り込みが行われたものとみられる
。 撤退したのは比較的新しく参入してきた企業が多く、事業継続10年
以上の専門メーカーは、様々な方法、方向を模索し売上を固め伸ばしてきている。 主要TV通
販メーカーによる利用者囲い込み、大手企業による全国展開等により、地方企業の力が弱くなっ
ている様子がうかがえ
る。全体絞り込みの背景のひとつとみられる。
1週間程度の試用期間で体感性のある売れ筋上位の素材が、約1兆円の市場の主要部分を固め
てきている傾向がある。
継続利用に結び付いた着実な市場規模が積み重ねられており、この動きをとらえた企業は、売
上二桁以上、中には倍増となった例も出始めた。
特に新しい素材が大きく伸ばしているのではなく、関節関連素材
による市場全体の底上げとみられる。 利用者が健康食品を確実に食生活のなかに取り込んで
いる結果が出てきているようだ。 企業、業界の思惑といったものではなく、利用者自らの
選択によって市場がつくられ始めてきている。 そこで注目されるのは一定品質の確かさ、価格
等利用のしやすさである。より身近な健康食品が支持されるようになってきた。
月号 2010/01/07
コード 1715
タイトル 2010年流通ルート 新たな通販・訪販融合提案、販売方法新構築、新採用続く 食生活に取り入
れる、親近感のある素材、製品を開発・検討
単品購入、まとめ購入、継続購入の割引設定による、配達・集金タイプの新しい通販・訪販融合
システムが登場してきた。 既存のTV通販素材や宣伝講習販売採用素材、訪販採用素材等売
れ筋が提案され、生理機能の説明無しで選択され、試用され、普及
し始めた。
生命保険、民営化企業、大手系列企業、職域健保・年金組合、学校OB会など、一定以上の世帯
が参加している分野で、新しく同様の展開が始まった。
毎日の食生活に取り入れることのできる食品形態から、摂取しやすさを目的としたサプリメント
まで、幅広い選択が可能な製品が提案されている。 食材として、機能素材として身近な、なじ
みやすいものが支持
されている。 一般店販ルートでアウトレット健康食品ともいえる販売方法が行われ始め、利用
者から支持されている現象も着目したい。なにしろ数が出ているのが特徴で、売れ筋素材製品が
割安に購入できるとい
うもの。 多くの人がすでに、ほぼ日常的に利用していることを前提にした展開であり、集客の
方法である。 健康機能を伝えなければ売れない、という認識を変えなければい
けない状況が生まれてきている。
同様の商品の動き、マーケティングを参考に、新しく組み立てていく必要がある。製品の選択や
価格設定、販促活動は今後重要な課題となる。
月号 2010/01/08
コード 1716
タイトル 2010年素材生理機能 より体感機能の自覚できる素材、組み合わせ探る 医薬品、漢方、化粧品
機能を理解、情報収集する利用者
素材自体の持つ体感機能をさらに引き出すために、製品の形態や組み合わせ素材の選択も検
討されている。性別、年代ごとにも追求されている。 売れ筋は中高齢世代対象素材である。実
用的な素材でもある。
若い世代では、機能以外にライフスタイル、キャラクターなどブーム的な働きかけが必要となる。
現在は、利用して当然、誰もが認める素材が動いている。 インターネット等で情報が得られ、ま
た、購入ができる医薬品や
漢方、化粧品の分野も健康食品利用者の関心が高い。
利用者が期待する生理機能、素材はそれぞれ様々で、自分に合った製品を探していく。食生活、
運動等も含めた日常生活の中で改善していく方法を得たいのである。
インターネット等を通じ、どのようにして情報を得ていくのか。一部医薬品、漢方で通販可能な製
品は情報を出している。化粧品製品にも多くの情報が取り入れられている。 健康食品素材とし
てであれば生理機能情報も(医薬品併用副作
用等)得られる。 また、生理機能を様々な学会研究報告や用途特許から探ることも可能だ。素
材ごとに、広報センター等のホームページもつくられている。
利用者はこれら情報を収集しながら活用していくことになる。 不完全で、中途半端なかたち
の中、情報の信頼性を確かめながら実際に役立てていくことになる。
月号 2010/01/09
コード 1718
タイトル 2010年原料動向 新型インフルエンザ対応状況受け、抗ウイルス素材洗い出し 品質、データ、供
給態勢等上位支持、売れ筋素材を充実化
自らの身体を守るという観点から、インフルエンザ対応素材としてビタミン、各種ポリフェノール、
プロポリス、エキナセア等ハーブ類、その他ウイルス対応素材が注目されている。 日常生活
にどのように取り入れていくのか、摂取方法も考慮しての
素材提案が必要となる。 あらためて上位素材、売れ筋素材の生理機能内容を確認し、機能発
揮量を示した上で利用を検討する。納得できるだけの品質、データを適切に出せるか。
免疫、滋養、体力など力をつけるための方法が必要となる。積極予防は健康食品の大きな目的
である。
日常摂取により健康に対するリスクを下げるためにどうしたらいいのか。生活内容の改善、対応
も含めたアドバイスが大切となる。
免疫力、体力を示す適当、適切な数値が欲しい。従来からあるものを使用するのか、新たに採用
していくのか、新しい指標が求められている。 既存原料の新しい評価も進めていくべきだ。
生理機能海外データの翻訳だけでなく、日本で、食品としてどのように摂取していけばいいの
か、踏み込んだ取り組み、姿勢が必要だ。
これまで積み重ねられてきた生理機能データを、安全性も含め、あらためて整理し、現在の社会
状況に役立てられるかたちで出していきたい。
月号 2010/01/10
コード 1720
タイトル 2010年加工動向 主食関連、調味料採用以外に、一般嗜好食品・飲料への配合模索 機能実感
漢方素材含めた医薬品味、嚥下考慮した形態の提案増
これまで提案されてきた食生活、カロリー表示、塩分表示など主食、調味料関連での取り組み
は、社会的に肥満解消等への追い風を受け普及してきた。 次の段階として菓子、お茶、牛乳、
ジュース、コーヒー等間食、嗜好
食品、飲料でどのように取り組んでいくか。 原料、栄養成分把握だけでなく、機能性素材の摂
取など、総合的に一日の食生活を設計していくことが求められている。
その際、どのような役割を果たしていけるのか。
例えば自然食、薬膳といった食生活は提案されてから年月は長いが、まだ一部の人のライフス
タイルである。 高齢者対象で、嚥下(飲み込み)に対応する場合のノウハウは最近の提案であ
る。栄養が摂りきれない人がいる。
肥満等で食事を抑えることが必要となる人がいる一方、一定量の食事、栄養を摂る必要のある
人が増えてきている。この場合、年齢対象は幅広い。 関節対応の素材の広がりが示すように
、積極的な摂取により、
生活が改善されることが体感され、役立っている。 これらの状況を総合的に理解し、考えられ
る漢方、機能、食品形態、価格等も含め製品開発をしていくことが求められている。
いわゆる健康食品、サプリメントといわれる形態だけでいいのか。検討が必要となる。摂取方法
をまず、第一に考えることで、より身近になり、利用が図られていくことが望まれる。
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