2025市場動向概要/市場動向概要1998-2026「ヘルスフードレポート healthfoodreport」Ⓡ山の下出版Ⓒ
月号 2026/01/05
コード 4151
タイトル Health Food Report ヘルスフード レポート 健康志向食品 市場動向 2025年
2025/01/05 2025年市場動向
素材市場動向………………………………………法人数約5200横ばい、個人含事業者数約
10100微増、推定市場規模約7000億円
2025年流通ルート
2025年素材生理機能
素材生理機能・約500(単一)素材……機能性表示食品約400素材複合約700素材1500社・900
0アイテム(推定)で推移
2023/4~2024/3/29I1~1433/1444アイテム新素材30複合新133新175社。2024/4~2024/6/19届出J
2025年原料動向
原料供給動向・メーカー約300取扱素材表……新たな製造基準のもと適正な素材を提案 継
続的な供給態勢を整えていく方向
2025年加工動向 受託加工動向・メーカー約100社受託内容表…食系、薬系、農業、漁業等幅
広い事業者 製造ロット数は小さいが新規参入増
2025年製品動向 製品動向・メーカー約800社取扱品目表………新たな製品管理、利用者ケ
アに対応 求められている製品を丁寧に提供
88
月号 2026/01/06
コード 4152
タイトル 2025年市場動向………………………………………法人数約5200横ばい、個人含事業者数
約10100微増、推定市場規模約7000億円
2025/01/06 昨年の機能性表示食品の利用者被害事例を受けた、企業対応、行政対応等一
連の動きのなか、市場は概ね横這いで推移し、しばらく続くものとみられる。
食品の安全性、機能性について、また、医薬品の進歩、機能内容への不安などへの関心は
深く、一般の人の生活の中に入り込んでいることがわかる。
法人数が約5200と横ばい、個人含事業者数が約10100と微増となっており、特にインバウンド
やヒット商品を追う動きはみられず、現状を維持し、今後の方向性をうかがう様子がみられる。
スーパー等での食材や菓子、調味料、加工食品など明らか食品での機能表示が増えている
こと、ドラッグストアなど薬系ルートでのOTC医薬品の効果効能表示の判りやすくなっているこ
となど、動きがみられる。
食品と医薬品の壁が取り払われつつあるのか、利用者が自然の流れで使い分けているの
か、ヒット商品など集中した行動はみられず静かで新たな市場が形成されつつある。
インターネット普及により、様々なルートで独自に展開されてきた健康食品が、そのルートを
越え、利用者ニーズ中心に提案され支持を受け始めている。安全と利用者ケアを適切に行う姿
勢が重要となる。
月号 2026/01/07
コード 4153
タイトル 2025年素材生理機能
素材生理機能・約500(単一)素材……機能性表示食品約400素材複合約700素材1500社・900
0アイテム(推定)で推移
2025/01/07
2024年の機能性表示食品は年間新素材数少なく、複合新100程度新参入100社1000アイテム
増。総合計約400素材複合約700素材1500社・9000アイテムと推定される。
前年と比べ、新しい単一素材は少なく、複合素材は3割減、新参入事業者は7割減、アイテム
数も3割減と、これまで伸びてきた市場が急に縮小した様子がうかがえる。
その理由はいうまでもなく、昨年の機能性表示食品の利用者被害事例によるものである。そ
の事例の解決、収束、その先はまだ見通しが立たず、影響がどの程度続くかは判らない。
ただ、この状況の中、新100社1000アイテムの新製品が市場に出されたという事実があり、市
場性、必要性、利用者の期待など冷静に分析したい。現在および将来の製品への期待がうか
がえる。
ただ、以前のように、それほどのコストがかからず機能性表示食品の製品化ができる、企業
財産として保持できるという安易な考えでの参入にはブレーキがかけられたといえる。
求められている製品の位置づけ、意味を追究し、業種が幅広く様々な事業者の独自性のもと
、安全を充分に担保した市場の方向性を、冷静に見定めていく必要がある。
89
月号 2026/01/09
コード 4154
タイトル 2025年原料動向
原料供給動向・メーカー約300取扱素材表……新たな製造基準のもと適正な素材を提案 継
続的な供給態勢を整えていく方向
2025/01/09 昨年の事例を受け、各原料素材メーカーは新たな製造基準のもと、施設、管理
等態勢を整備している。すでに取り入れていた事業者は、あらためて内容を確認し、徹底を図
っている。
特徴として、少人数、小規模、小ロット数で原料生産、調達、製造、加工、製品化まで行って
きた既存の事業者はあらためて対応を確認。新たに原料を取り扱う事業者は情報収集が必要
となる。
食品色素や増粘剤等食品添加物として提案、実績のあるものから、食品機能を研究してきた
経緯があることを踏まえ、さらに安全を確認するために、できうる対応を考えていくことが重要だ。
継続的な供給態勢を整えていくべく、製造工程だけでなく、天然原料の生産栽培など計画的
な調達方法まで検討もされている。必ずしも自社生産ということではなく、海外協力企業との連
携の確認なども行われているようだ。
食品の持つ生理機能をどのように製品に表現していくのかは、制度化も含めこれまでに何度
も検討が重ねられてきた。ただ単に基準を満たすことが目的であってはならない、ということも
意識したい。
また、機能を追及するのは、あくまでも食品としてである。医薬品のように効能効果を求める
ため、副作用を認識、了解のもと服用していくものではない。一般利用者が安全安心に利用で
きることが前提となる。
月号 2026/01/11
コード 4165
タイトル 2025年加工動向 食系、薬系、農業、漁業等幅広い事業者
製造ロット数は小さいが新規参入増
2025/01/11 事業者の責任において生理機能を表示していく、利用者に提案していくという製
品への期待がある。様々な問題が起きてもそれらを乗り越えながら開発が続けられている。
食系、薬系、農業、漁業等幅広い事業者の参入が続いている。
。届け出のための経費が数百万円からできることもその理由のひとつとなってきたといえる。
生理機能研究の経験がなくても、データを整え申請まで済ますことのできる代行、事業者が
多くある。受託加工メーカーは、様々な業界、素材、要望に対応しようとしている。
必ずしも届け出内容の基準は明確でなく、要件、様式、書類等形式が揃っていれば受付けら
れている。独自生理機能データの使用制限についても、一部議論されている程度となっている
。
その意味で、生理機能と利用製品の関係の確かさが、利用者から見えにくい、という指摘が
されている。
。「本当に生理機能があるのか」という素朴な疑問があがっているのも事実である。 製造ロッ
ト数は小さいが新規参入が増え続けている現状を受け、安全性について常に配慮しながら、ど
こまで、どのように利用者に機能を伝えていくのかが課題のままである。
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月号 2026/01/12
コード 4156
タイトル 2025年製品動向 製品動向・メーカー収載約800社取扱品目表………新たな製品管理、利用
者ケアに対応 求められている製品を丁寧に提供
2025/01/12 伸びが続いていた新規参入社数は昨年約100社、1000アイテムと縮小の動きで
ある。自前の既存従来製品ブランドに、あらたに機能を表示した製品が追加投入されている。
ロット数は少なく明らかに様子見ではあるが、ここで可能性を探らないと置いて行かれてしま
う、というものであるようだ。新発売後、様子見、終売という流れではない。
機能表示製品の反応を探り、次の方向性を探る動きとなっている。翌年に新たなシリーズ品
が追加されていく製品が増えている。未参入の食品、医薬品メーカーはまだ多く、今後の広が
りが見込まれる。
新たな製品管理、利用者ケアを模索しながらの取り組みともいえそうだ。具体的に利用者が
どのような購入行動をとり、どのように利用していくのか。分析しながら進めている。
求められている製品を丁寧に提供していく姿勢が重要となる。その取り組みの姿勢を明らか
にしていくことも、信頼を得るために、また、継続して支持されるために必要だ。
一時は消滅するかもしれない、とさえ言われた広い意味での健康食品だが、すでに1万アイ
テムにまで増えている市場でどのように生き残っていくのか。各事業者の力が試されている。
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